2022/03/02 Wed

【館長ブログ】絵具のしたたり(02)

御礼コメント

一峰大二先生への追悼メッセージイラストが続々と届いてます。

まずは、この場をお借りいたしまして諸先生方には厚く御礼申し上げます。

 

 

漫画業界の大御所とあって、イラストを寄せていただいた方々も豪華絢爛たるお顔触れです。

 

イラストの中に一峰先生の似顔絵を描かれていらっしゃる先生も多く、また、そのタッチや雰囲気も十人十色です。

 

まさに漫画の多様性をまざまざと感じさせられる一面をあらためて再認識いたしました。

 

そういった意味でも、こんな豪華な方々に数多く似顔絵を描かれた先生も中々いらっしゃらないかもしれません。

 

 

第1弾としてサイト内にアップさせていただいたイラストは、似顔絵の他にも一峰作品のキャラクターが散りばめられ、描かれた作者御自身のキャラクターとの夢のコラボも実現しています。

 

残念ながら著作権の関係で描けなかったキャラクターもありますが、『電人アロー』を初めとしたオリジナル作品やピープロダクション様のキャラクターなど、とても豪華なメッセージイラストが今後、第2弾・第3弾として増えていく予定です。

 

 

 

かくいう私自身も今回は”館長”ではなく”漫画家”としてメッセージイラストを描かせていただきました。

 

悩みに悩んで描かせていただいたのは『スペクトルマン』と拙作『ぶらり鉄扇捕物帳』の主人公”風来亭鉄扇”とその弟子”すずめ”です。

 

実はこの作品、一峰先生がご自身の机の前にずっと置いてくださり、光栄なことに時折、読み返していただいていたと聞かされています。
そして、ご自宅に訪問した時などは様々な感想やお褒めのお言葉、そして本当に数多くのアドバイスをいただきました。

 

まさか一峰作品と自分の漫画のキャラクターを同じ一枚の紙に描くことができるなんて…

万感の思いが胸にこみあげてきます。

 

きっとメッセージイラストを寄稿してくださった諸先生方も同じような思いを抱かれたかもしれません。

 

また、一峰キャラを愛してくださるファンの方々にも、”様々な先生方”が”様々な表現”で描かれた一峰キャラをお楽しみいただけたら幸いです。

 

 

 

光臨アートギャラリー初代館長
佐佐木あつし